ゲストハウスの魅力をゲスドルが伝える、女性や友人との楽しみ方

偏愛と日常を届けるインタビューメディア「aboutalk」。今回はゲストハウスの魅力に存分に伝えるゲスドル(=ゲストハウスアイドル)として活躍される なる🏠ゲス(略)ドルさんにお話を伺いました。

週1回はゲストハウスに訪れるという なるさん、彼女の目に映るゲストハウスとはどのようなものなのでしょうか。

–なる🏠ゲス(略)ドル
ゲストハウスの魅力を広めるために、ゲスドル(=ゲストハウスアイドル)として活動。バックパッカーや一人旅好き以外の方にも、ゲストハウスが宿泊の選択肢に入るように。
2019年は47都道府県のゲストハウスを巡る#ゲスドル47行脚に挑戦。
ツイッター…(@naru_gesdol)

photo by まんちゃ(@Ste_1C)

ゲストハウスとの出会いは朝渋

なるさんが初めてゲストハウスに泊まったのは2018年9月のことだった。

渋谷を中心に活動し、早起き文化を発信しているコミュニティ「朝渋」。
「みんなで朝活するために、ゲストハウスに泊まらない?」、そんな誘いがあったという。これが、なるさんと、ゲストハウスとの初めての接点だった。

それまでは、ゲストハウスのことを良く知らなかったとか。この日を境にゲストハウスの魅力にどんどんハマっていったと言う。

「小さい」がゲストハウスの魅力

週1回はゲストハウスに訪れるという なるさん。彼女の心を動かすゲストハウスの魅力とは何だったのだろうか。

魅力はたくさんあるんですけど、最低限という考え方は魅力の1つですね。

宿泊のときに与えられるスペースは、ベッド1つ分なんです。そうすると共有ラウンジに自然と足が向くんですよね。他のゲストさんと過ごすから、これまた自然と交流が生まれる。

ほとんどのゲストハウスは共有のシャワールームのみです。今日は湯舟につかりたいなって日には、近くに銭湯が無いかスタッフさんに聞いてみたり、他にもオシャレなカフェがあるか、モーニングを楽しめるところはあるか。

そうやってゲストハウスを拠点に、その地域を楽しむことができるんですよね。

photo by aboutalk編集部

ゲストハウスには、周辺マップのようなものが置いてあることも多くて、スタッフさんのオススメポイントを教えてくれることもよくあります。

それが大きなホテルだと、部屋から出るのを躊躇してしまいませんか?ゲストハウスのサイズ感が、外に出るハードルをぐっと下げてくれるんです。エレベーターに乗ってロビーまで行くような規模の大きなところだと、わざわざ外出はね、、、となってしまうんですよ。

価格よりも価値提供

「小さい」ことが魅力の一つだと教えて下さったが、安価に宿泊できるのも魅力なのではないだろうか。

ゲストハウスって、バックパッカー向けの安宿だと思っている人がまだまだいると思うんですけどね。最近感じるのは、価格よりも価値にこだわっているんだな、って。

例えば、古民家を改装したゲストハウス、朝食に工夫がされているゲストハウス。まるで海外に行ったような気分になれるゲストハウス。そんなゲストハウスがたくさんありますよ。

ゲストハウスはそれぞれに個性があります。ただただ”安い”ではなく、付加価値をつけて、このゲストハウスに泊まってよかったと思わせてくれる。それは、ゲストハウスそのものに価値がある場合もあれば、集まっている人、泊まりに来ているお客さんから感じることもあります。

例えば、私が大好きなゲストハウスの1つが、上野エリアにあるtoco.なんですけど、賑やかなラウンジと静かな古民家のギャップにヤラれちゃうんですよ。

ゲストハウスtoco.

ゲストハウスのフロントのラウンジは夜になるとバーになるんです。このバーは宿泊されていない方も利用できるんですよ。

オシャレなカフェのような店内だったり、「今日の日本酒」があったり、近所のおじさま方が集まっていたりするんです。一人で行っても寂しくないのもオススメポイントです。

そんな賑やかなリビングがあるかと思えば、ベッドスペースは築90年の古民家が。ガラスの引き戸や障子、庭がよく見える長い廊下、そのギャップが価値になってるんですよね。

友人の意外な一面を知ることができる

最近は一人でゲストハウスに泊まることが多いなる🏠ゲス(略)ドルさん。少し前までは友人と泊まっていたのだが、友人の意外な一面を見ることができるという。

友人とゲストハウスに泊まるメリットは「寝る」と「話す」が分かれていることなんです。

ホテルだと、「寝る」も「話す」も同じ部屋じゃないですか。そうじゃなくて、寝るときはベッドルーム、話すときはラウンジ、と場所が分かれています。何人かで集まったときも、それぞれのタイミングで寝ることができるんです。

また、ゲストハウスにはフレンドリーに話しかけてくれるお客さんも多くて。異文化のコミュニケーションを目的に泊まる方もいるくらいですし。

ラウンジで外国人から話しかけられたときに、友人がどうやって返答するんだろうって。「思った以上に英語しゃべるじゃん!」とか「私のこと、ベストフレンドって紹介してくれてる」みたいな、いつもと違った友人の姿が見られるのも、ゲストハウスに泊まったときの思い出になるんですよね。

等身大を感じてほしい「アイドル」の理由

「ゲストハウスアイドル」に込められた思いは何だったのだろうか。

最近では、「○○アンバサダー」「○○PR大使」という肩書きもよく聞きますよね。でも私は「アイドル」を全面に出していきたいんです。

「ゲストハウスアンバサダー」や「ゲストハウスPR大使」って、ゲストハウスに詳しい、何でも知ってるって印象がありませんか?知識や経験を伝えていくような感じで。

photo by けんわたなーべ(@kentaro_w1230)

私はゲストハウスの魅力を、私の体験を通じて伝えていきたいんですよね。どんどんハマっていく様子を皆さんにお伝えする。等身大のアイドルとして、成長過程を見てほしいな、なんていう気持ちもあります。

たくましいイメージのあるバックパッカーだけでなく、誰でも楽しめるのがゲストハウスなんですよ。今は女性専用ルームがあるゲストハウスも増えています。

私の体験から、もっとゲストハウスが身近になってくれたら、という気持ちもあって、ゲスドル(ゲストハウスアイドル)になったんです。

初心者なら日曜日の夜に泊まってみて

まだまだ馴染みの薄いゲストハウス。初心者に向けてアドバイスを頂いた。

例えば職場の近くにあるゲストハウスに日曜日に泊まってみるのも面白いし、ハードルが低いですよ。

土日遊んだあと、仕事の身支度をしてゲストハウスにチェックイン。日曜日の夜は非日常な空間を味わって、翌日はゲストハウス出社ができます。先ほど紹介したtoco.さんはアクセスもいいですしね。

生活圏内でも、ゲストハウスを楽しむことができる。しかも日曜日だと落ち着いているゲストハウスも多いですので、初めての方にもピッタリです。私も、最初にゲストハウスを利用したときは、そのまま出勤しましたから。

photo by aboutalk編集部

#ゲスドル47行脚と今後の活動

2019年は仕事を辞めてゲスドルの活動に力を入れていくんですよね?

そうなんです。ゲストハウスの魅力を伝えたくて、ゲスドルにパワーを注いでいきます。だからといって、アドレスホッパーのように、あちこち転々とするわけじゃないんです。

自宅という拠点があって、自宅以外にも「ただいま」と言えるような場所を増やしていきたいですね。

またゲストハウスに泊まると、地域の人の日常にも触れることができます。観光に行ったけど、ゲストハウスで出会った人の話や、その地域の方に教えてもらった食堂や銭湯の思い出が尽きません。

沖縄にはビーチが近いだけじゃなくて、20時から「おかず交換会」をやってる結家さんがあったり、鳥取には写真撮影が禁止なんですが、併設カフェのお客さんや地域の方との距離がすごく近いたみさんがあったり。

素敵で個性的なゲストハウスが全国にあるんですよ。それぞれに持ち味があって、全力で楽しみたい。それを皆さんに広めていく。そんな思いもあり、今年は47都道府県のゲストハウスを回る#ゲスドル47行脚をすることにしました。

ツイッターやnoteで私が行ったゲストハウスをどんどん発信していきますので、ぜひ見てくださいね。あなたの知らないゲストハウスの魅力がたくさんありますよ。

photo by りょうた(@RyoooTa_12)

インタビューを終えて

ゲストハウスへの愛に溢れる なるさん。お話を伺っている中でも、本当にゲストハウスが好きなんだな、それをみんなに伝えたいんだな、と強く感じました。

いきなりゲストハウスに宿泊しなくても、併設のバーやカフェでその雰囲気を感じることができるのかもしれませんね。

今年は全国を行脚されるとのこと。なるさんらしい視点で、全国のゲストハウスの魅力をきっちり切り取ってくれることでしょう。これからの活動、楽しみにしています。

なる🏠ゲス(略)ドル
ツイッター…(@naru_gesdol) #ゲスドル47行脚
note…(naru_gesdol)
インスタグラム…(naru_gesdol)
YouTubeチャンネル…https://www.youtube.com/channel/UCNzvIEBm8yrgiLt55pQeevg

photo by まんちゃ(@Ste_1C)

写真協力 まんちゃさん(@Ste_1C)、けんわたなーべさん(@kentaro_w1230)、りょうたさん(@RyoooTa_12)
取材協力 LOOKME(https://lp.lookme.me/)

[aboutalk編集部]