学生と社会人の間で感じ、考えることとは 大学4年生の結衣さん

偏愛と日常を届けるインタビューメディア「aboutalk」、今回は大学4年生の結衣さんにお話を伺いました。

「東京でお話を聞かせてくださる方いませんか」とツイッターで募集していたときに連絡を頂き、今回のインタビューに。
文章を書いたり、取材をしたりすることに興味があるという結衣さん。

社会への不安と希望が混じった大学4年生の今だからこそ聞ける話をして下さいました。

–大学4年生 結衣

1995年生まれ、神奈川県在住。大学の中途退学と再入学、2度の留学を経験。2019年5月からnoteなどで自身の発信活動を始める。

ツイッター(@yuuuui_428)
note…https://note.mu/yui_428/

働き方とわたし

先月にフリーランスの方が主催しているセミナーがあったんです。その体験レッスンに参加して。その日からツイッターを始めたんですよ。

今は、いろんな人に会いに行っているところです。それが楽しいんですよね。

就活はしているんですけど、最近はフリーランスも気になっちゃって。カメラや文章を書くことに興味があるんです。とにかく、いろいろやってみたいな、なんて。

副業っていうのも面白そうだし、会社では会社の仕事を、個人的にカメラや文章を。それぞれ違うことで、相乗効果のように活かしたいんですよね。

取材とわたし

–今回「取材させて下さい」とのツイートに連絡をもらったのだが、取材に興味をもった理由は何だったのだろうか

大学生向けのライターのインターンシップがあるんですよ。社長さんや経営者の方に取材させてもらって、会社や社会のことを教えてもらうんです。

そういった人たちと話をする機会が滅多にないので、取材ってどんな感じなんだろうな、と疑問に思ったので、取材を受けてみました。

一問一答の取材だったら、インタビューというよりアンケートですよね。大学生の私だから、社長さんに聞きたいこともあるし、大学生向けに教えてくれることもあるのかなって。

相手のことをちゃんと知るために、取材は大事なんだと思うんですよ。

SNSとわたし

ツイッターを始めて1ヶ月くらい経つんですけど、考え方が変わりましたね。SNSをきっかけに友人の輪が広がったというか。

少し前までは「SNSで知り合った人と会う」のは抵抗があったんですけど。それってたまたまSNSがきっかけになっただけで、もしかしたらクラスメイト、もしかしたら同僚として出会っていたかもしれないですよね。

だから、必要以上の抵抗感を持つのは止めておこうと思ったんですよ。自分で何かを頑張ろうと取り組んでいるときにヒントを下さる方もいるので。

東京へは就活でよく来てたんですけど。今までは就活のために東京に来て、説明会や面接が終わったら帰る、みたいなパターンでした。

それがSNSを積極的に使うようになってからは、就活で東京に行く前後に「どこかでイベントとかないかな」「誰か会える人いないかな」なんて調べるようになりましたね。

常に東京にいるわけじゃないので、せっかく東京に行ったときはいろいろしたいんですよ。自分から行動するなら、東京って本当に良い場所ですよ。

ライターとわたし

フリーランスという働き方をもう少し詳しく知りたかったんですよね。
最近は、SNSなどで仕事の募集なんかもしてますよね。

ツイッターで「ライターやってみたい人いませんか」みたいなことを言っている人がいたんです。ライターとかやったことなかったけど、「やってみたいです!」とアピールしたら、それが仕事に繋がったんですよね。

勢いもありましたけど「やってみたい」と言ってよかったな、って。

今ではnoteなどで、自分のことを発信するようになりました。書くことで自分ができることを見つけて行ければいいなと思っています。取材だって、みんながみんな、することでもないと思っているんです。

得意な人がそれをやればいい。もしかしたら私の強みになるかもしれない。そういう気付きを与えてくれたんです。

文章を書いていると脳をフル回転させているような、そんな達成感があって。自分の書きたいことを書き切ったときの達成感もすごい。

パソコンでカタカタやっていると、それだけでテンションがあがってくるんです。そんないい循環がありますよ。ライターの仕事って。

大学とわたし

就活の面接もインタビューみたいな感じですよね。

最近の面接で「今までの人生で失敗と成功、どちらか多かったですか」って聞かれたんです。

実は大学を再入学してるんですよ。
せっかく大学に入学したのに、新しいところに入り直す。捉え方によっては失敗と言えると思います。

一人で家で勉強して、友だちと話すこともないし。センター試験の直前にあった成人式にも行けなくて。でも自分にとってあの決断は間違いじゃなかった。

失敗だと感じたこと、それをやってみて今は「成功した」と思っています。もう一度チャレンジしてよかったですね。

失敗と成功って隣り合わせだったみたいで。そんなことを就活の面接でも話をしていました。結果として、その会社の人は受け入れてくれたんですけど。

やっぱり面接のときは自分のことを正直に話そうって。
正直に話して、違うと言われればご縁が無かっただけ。
自分に嘘をついて話をしたとして、合格してもそれは自分じゃない気がするし、不合格だったら「本当のことを言っていたらどうだったんだろう」と後悔するだけですよ。

でも、今こうやって、働き方やライフスタイルに色んな選択肢があることを知ると。もう一度大学に入り直すという選択はしなかったかもしれないですね。後悔はしていないんですけど。

会社員とわたし

社会人としてのマナーやコミュニケーションを学べるのは、やっぱり会社員かなって思うんです。結婚、出産などを考えると、会社員として働くのも今しかないだろうし、自由に生きるのも面白そうだけど、規則正しい制限の中で生きるのもありかなって。

会社員として、みんなができることを、自分ができるようになる。フリーランスとして、自分にしかできないことをやる。この相乗効果ってあると思っているんです。

ルールにそって決められたことを淡々とやる。やるべきことをやっていくバランスは必要ですよね。人それぞれなので。

会社の愚痴しか言わないような人になりたいとは思いませんけど。

週5日、会社員として働いていても、土日に動き回って楽しんでる人も周りにいるんです。一方で、土日はのんびり休んでる人もいる。色んなスタイルがあっていいと思うので、フリーもいいし、会社員もいい。そんな気持ちが今はありますね。

アクティブなわたし

忙しいのが楽しい、何かやっていたいと思うので。
SNSなどを通じて新しい感覚の人と知り合えて本当によかったですよ。皆さん、何かに夢中だったり、一直線だったり。

ブログにしろ、毎日書いていきたい!って、そうやって大好きなことを見つけられるのは幸せですよね。

観光や旅行だけじゃなくて、旅先に会いたい人がいる。そういう新しい目的がみつけられたらフットワークも自然と軽くなりますよね。

先日、初めてツイッターの友だち数人で集まったんですけど。大学の友人ももちろん大事ですけど、全然違う人たちと集まるのも面白い。

自己紹介とかしなくても、すぐに溶け込めるし。「○○大学の△△です」みたいな話が無いことに衝撃でした。

こういう話は、なかなか友だちにはしないんですけど。この新しい雰囲気を知ることができて本当によかったですね。

インタビューを終えて

結衣さんのお話を聞きながらも、社会人の先輩としての意見を言ってみたり、疑問に答えてみたりと、いつもとはちょっと違った雰囲気の取材になりました。

大学生、就職活動をされている方から見える世界と、社会のこちら側に染まったあとに見る世界では、考え方や気になるポイントが違ってきます。それをフラットにお伺いできた今回は、僕にとっても貴重な体験になりました。

お忙しい中、本当にありがとうございました。

結衣
ツイッター(@yuuuui_428)
note…https://note.mu/yui_428/

写真提供…結衣さん、ぱくたそ
取材・文…スズキヒデノリ(@acogale)

[aboutalk編集部]