aboutalkのスズキです。今回は「インタビュー風景ってどんなイメージなの?」という質問にお答えします。
インタビューは大きく3つのパートに分かれます。
- 企画立案、インタビュー交渉
- 対象者へのインタビュー
- インタビューを基にした記事作成
今回は2の「対象者へのインタビュー」について考えてみましょう。つまり、皆さんが想像する「インタビュー」は、いったいどんな雰囲気なのか、ということをご紹介します。
インタビューの様子を知る前に、対象者へインタビューするときに気をつけなければいけないことを考えてみましょう。
一番気をつけなければいけないのは「尋問型にならない」ことです。
質問を列挙し、順番に聞いていくインタビューほどつまらないものはありません。
まるで取調べや面接のようなインタビューを見かけますが、それはやめたほうがいいでしょう。
インタビューの様子を知るのにぴったりなのは、ラジオやテレビのトークショー。
特にゲストを呼ぶラジオ番組は特にイメージがつきやすいですね。ローカルラジオであれば、ゲストで出演される方は、農協のおじさんや、ダンス教室の先生なんてこともあります。
その時のパーソナリティ役を、インタビュアーのあなたがするだけなんです。一度ラジオ番組をじっくり聴いてみてください。
1から10まで順番に質問するようなことはしていないはずですよ。日常会話の中から、大事なパートをしっかり聞き出しているはずです。
テレビでいうなら、フジテレビ系列で放送されている「ボクらの時代」、テレビ朝日系列で放送されている「徹子の部屋」なんてオススメです。
会話のバリエーションや、相手の言葉を引き出すのであれば、「踊る!さんま御殿!!」や「アメトーーク!」もいいですね。さすが一流司会者の番組です。
楽しく話をして、ちょうどいいところを切り取る。それがインタビュアーの腕の見せ所でもあり、インタビューの醍醐味なんですよ。
取材、インタビューと構えてしまうのではなく、ごく普通の日常会話に溶け込ませるように。友人との会話を少し丁寧にした感じで相手から話を聞くことで立派なインタビューになります。
まずは、カジュアルに話ができるような、そんな会話術を身につけましょう。と言っても、それは友人との会話を真似すればいいだけなんです。
取材だからといって、質問事項を順番に訊ねていくのは止めませんか。楽しい会話からのほうが興味深いコンテンツがたくさん出てきますよ。